サンピアンかわさきのホールは座席が762席もありますので、ピアノ発表会が開催される会場としてはかなり大きなホールだと思います。このホールは付帯設備や舞台照明もとても充実していますし、ホールのスタッフの方達もとても親切なので、川崎市近辺でピアノ教室を運営されている方にはとてもお勧めの施設です。掲載の写真の通り、舞台後方の壁に色を入れられるのも舞台が華やかになって良いと思います。背景に色を入れるのがお好みでなければ無しにすることも可能です。
演目の内容は第一部がソロ演奏で第二部は連弾でした。4回も撮影させていただいていると、お顔を覚えている生徒さんもおられるので、そのご成長を実感することができます。私の家族や知人のお子さんというわけでもないのに「大きくなったなあ」とか「前回よりもかなり難しそうな曲を弾いておられるなあ」と感じたりします。曲目は「アラベスク」や「エリーゼのために」、「タランテラ」、「ガヴォット」などピアノ発表会の定番の楽曲もありましたし、私が大好きなリストの「ラ・カンパネラ」を弾いておられる方もいらっしゃいました。 「ラ・カンパネラ」は初めて聴いたときにとても衝撃を受けた楽曲です。とても華やかで迫力があって素敵な曲ですよね。今回のピアノ発表会で「ラ・カンパネラ」を弾いておられたのは20代の男性の方だったのですが、撮影しながら鳥肌が立ってしまいました。撮影のお仕事で皆さんの心のこもった生の演奏を聴かせていただけるのはとても贅沢だなといつも感じます。最近では新型コロナの感染状況がかなり落ち着き、集合写真を撮らせていただける機会が増えたのがとても嬉しいです。演奏の写真ももちろん良いですが、皆さんが揃っての集合写真があった方が良い記念になりますよね。今回も発表会の撮影のご依頼をくださった主催の先生と素敵な演奏を聴かせてくださった皆様に心より御礼申し上げます。また次回お元気な皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
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